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飲食店店長失敗談② 失敗から学んだから今の自分がある

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飲食店店長はどんな失敗があるの?

失敗した時の乗り越え方が知りたい

できれば失敗したくない

目次

そんな悩み解決します

飲食店店長をやっていてよくある失敗や乗り越え方を私自身の経験に基づいて一つずつ失敗を乗り越えるノウハウを解説していこうと思います。今から店長を目指している人や、現在リアルタイムで悩みを抱えている人のお役に立てればと思います。

この記事の根拠

下記は私の経歴です。この経験を元に解説させていただきます

  • 19歳から店長経験 20年間の飲食店店長・エリアマネージャーの経験
  • 会社で自己啓発の活動を毎月行っている
  • 年収800万円以上稼いでいる
  • 年間売上1億円以上の店舗で人員不足で困らないスケジュール作成に安定的に成功
  • 時間帯別売上昼部門日本一を獲得 売上全国1000店舗以上ある中で常にトップ10以内

問題を自分の外に置いていた

失敗①「自分が100%正しいと思ってしまう勘違い」

店長だからといって全ての判断が正しいとは限りません。そして全てにおいてキャストさんよりレベルが高い必要も全くありません。

理由はお店を過ごすほとんどの時間はキャストさんだからです。店長の本当の役割は、優れたキャストさんの力引き出し、磨き、そして、その力を借りられるかが本当の仕事です

「さぁ頑張るぞ」と意気揚々課題を見つけ改善しようと行動をとっていきますが、やった事のない事にチャレンジしたり、今までの習慣を改善しようとすると、反発される事がります。

その時に「自分が正しい」と力ずくでキャストさんを押さえつけてしまうことがあると思います。

店長が考えている事やチャレンジしようとすることはおおよそ間違っていることはないと思います。結果的に無駄になることはありますが、チャレンジが失敗しても「経験値」という積み上げができます。

しかし店長が間違っていて、キャストさんが正しい時も事実あります。

店長も同じ人間です。もちろんスキルや経験値が高いので「店長」という役職につくわけですが、完璧ではありません。店長だから全てがキャストさんより上ということはないのです。

そして何よりキャストさんの力をいかに借りられるかが大切なのですが、未熟な私は、そんなこともわからず、自分が正しい、この通りやっていけば必ず良くなる。と周りの意見を聞かずに突っ走っていました。

確かにそういう部分は大切なのですが、失敗した部分としては「周りを巻き込めていない」ということです。そうなると力を貸してくれる人は少なくなります。店は店長1人で作ることができませんから、結果的に大変になります。

失敗①の解決法

キャストさんの意見も尊重し一旦受け止める。

店は店長1人では作れませんし、成長もできません。キャストさんにどれだけ力を借りられるか、どれだけ自主的に成長したい、と思える環境を作れるかが大切です。

何か新しいことに取り組みたい時には自分の意見は一意見だという事を認識し、周りを巻き込み、みんなで決めることが大切ですね

人を力ずくで変えようとしてしまっていた

他人と過去は変えられません。他人を変えようとするとストレスとなって返ってきます。

他人は支援と助力する対象である、という気持ちで接するとストレスは無くなります。

よくある教育の場面としては

  • 笑顔を出して欲しい
  • 挨拶をしっかりして欲しい
  • 言葉遣いをちゃんとして欲しい
  • 私語を減らし仕事に集中して欲しい
  • スケジュールの協力して欲しい

などなど

それらを以前の私は、やれて当然だという気持ちで接していたため、「なんでそれくらいできないの?」と、感情的に教育を行う場面も多々ありました。一昔前であればそれで良かったかもしれませんが、それでは、言われた人が自主的に改善しようという気持ちになることは難しく、その瞬間は伝えた事をやってくれるかもしれませんが、見ていないところでは多分やらないと思います。

解決法

1度言っただけで人は成長しない事を理解する。

教育する時は、「愛情を持って何度も伝えてあげる」できるまで何度も伝えるのが当たり前、もしくは出来なくて当たり前だと思って接することで、過度な期待をすることがなくなるので、ストレスを感じなくなってきます。

私は人を教育する時は童話の「北風と太陽」の太陽になろう、と心がけています。

そして愛情を持って言葉を投げかけるというのは、どうやって伝えたら、そのキャストさんのためになるだろうか、そのように

その人の未来へ焦点を当てているため、感情的に叱る必要がありません。それが理解できている人は、高い価値観を持っていて、

「そもそもそのキャストさんが成長できていないのはそういう環境を作ってしまっている自分にも原因がある」と思っています。だから感情的になる必要がありません。

多くの店長や、上司がその事を理解できておらず、そういう人は自分のことで精一杯でゆとりがなく、「それくらい自分でやってよ」とか「なんでそれくらいできないんだ」となります。

相手の立場に立って、相手のレベルに自分を寄り添わせて、会話をしてあげましょう

楽して結果を出そうとしてしまう

店長業務や、その店に慣れてくると、今まで100%の力で行わないと出来ない仕事が、80%の力で出来るようになり、更に60%の力で出来るようになってきます。

ここで大きな落とし穴があるのですが、ほとんどの人がここで楽をすることを選び、成長が止まってしまいます。

私もその1人でした。当時19歳で店長の私は、店長会(近隣 約30店舗が集まる会議)に参加するメンバーのなかで最年少でした。私の次に若い方は確か30代だったと思います。

なので19歳というだけでも注目されている中で調子に乗っていた私は10年後「年収1000万円の所得者になります!」とビックマウスをたたいていたので、更に注目を浴び、一見仕事が出来る雰囲気は出てしまっていました。

集中力は高く、ある程度の結果を出すことができました。でも「うさぎと亀」の話では完全に「うさぎ」タイプでした。今でもそうです(笑)

結果、成長するための努力が21歳頃から止まり、25歳くらいまでは苦しむことになりました

対処法

この失敗の対処法は、

高い目標を持ち続ける事です。

これがなかなか難しいです。自分が達成できないと思っていた目標を達成した時には起こりがちなのですが、現状に満足してしまう瞬間があります。

高い目標を持つためにはどんな人生を今後歩みたいかを考えるといいと思います。そもそも目標とは自分の人生の目的のために立てる「通過点」にすぎない。という事を忘れてしまいます。ある程度努力できる人でも、一定レベル努力し続けると疲れてきますし、楽をしたくもなります。

人間には「楽をしたい」という欲求と、「充実したい」という真逆の欲求があります。楽をしたい、というのは悪くはありませんが、長期的に見て楽ができるように今努力する、という動機につなげていきましょう。

高い目標を持つ=今まで達成したことのない目標でいいと思います。そしてそれを持つには自分の人生どうしたいかを時間をかけて決めることです。決めたら、定期的に確認することで、毎日つまらない事につまづいたり、小さな事で、そんなに悩むことはなくなると思いますよ。

まとめ

今回は2記事続けて、私自身の失敗談を書かせていただきました。それ以外にも多くの失敗をしてきましたが、正直失敗はもっとしたかったと思います。失敗の数が少ないということは、新たなことへの挑戦が少ないということです。無難に仕事もなんとなくこなして、なんとなく人に嫌われないようにしていれば、そう大きな失敗はないかもしれません。でもよく考えていただきたいのが、失敗の数だけ必ず人は成長します。失敗しなければ得られないノウハウを身につけることができます。

大切なのは失敗をどう受け止め、どう行動するかです。慣れてくると失敗するのが楽しくなってきます。トレーニング後の筋肉痛のようなものです。失敗した瞬間自分が成長した事を実感できるからです。

対人間関係での失敗は勇気を出して話してみると8割くらいは意外とすんなり解決しますよ。悩んでたのが馬鹿になるくらい(笑)嘘だと思ったらぜひやってみてください。

たくさん失敗していきましょう。

私の目標は昨年より今年の失敗の数を2倍にすることです。

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